NEX-5NのEVFレビュー

NEXのEVF
↑NEX5N と E50mm F1.8 OSS にて。

E16mmとウルトラワイドコンバーターによる超広角専用機となっていた我が家のNEXでは背面液晶オンリーでも十分使いやすかったのですが、それなりの焦点距離やズームだとやはりファインダーを覗いて撮りたくなります。そんなわけで、E50mmと同時に注文していたNEX用EVF(FDA-EV1S)が到着。

↑この消しゴム程度の物体が約27,500円とはなかなか良いお値段です。ただ、お高いだけあって文句なしのキレイさ。光学ファインダーよりも明るくボケ具合も忠実に表示されるため妙に立体感があり、写真がキレイに撮れるのではないかという錯覚すら感じます。
また、ファインダーで見たままの露出の写真が撮れるというのはなかなかのアドバンテージで、光学ファインダーだと一枚撮った後に思った通りの露出になっているか一応背面液晶で写真を確認したりするのですが、EVFではファインダーで見た通りの写真になるため大抵撮りっぱなしでOK。必要に応じて撮影結果を数秒EVFに表示させる設定にもできるし、初心者ほどEVFは有り難いもんだと感じました。

NEXのEVF

↑なんとも未来的なスタイルのカメラに。※この写真はX3とSIGMA50mmマクロにて。

ただ非常に残念な点として、NEXの電源をONにしてすぐにEVFを覗くと、表示されるまでに少し待たされることがあります。こういうところで光学ファインダーに劣ってしまうのはもったいないので、ファームウェア更新などでどうにかしてほしいところです。

>>NEX-5N用EVF FDA-EV1S

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Eマウント E50mm F1.8 OSS購入

E50mm F1.8 OSS
↑この写真はKissX3とSIGMA MACRO50mmにて

昨年12月発売予定だったところ、タイの洪水の影響で発売日未定になりほぼ忘れかけていたのですが、3/9にようやく発売されたE50mm F1.8 OSS。

>>SONY E50mm F1.8 OSS SEL50F18

75mm相当はインドア派の自分には長すぎる気がしてSIGMA 30mm F2.8を待っていたものの、それも発売日未定ということで、待ちくたびれて衝動的に目の前のE50mmをポチッとな。そんなわけで、Eマウント難民が待ちに待った明るい単焦点で撮ってみた写真と素人レビューを。以下レタッチなし。

続きに写真とレビュー。

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神社で熟睡:Sigma 30mm F2.8 EX DN発売

NEX-5Nとウルトラワイドコンバーター
普段は昼寝タイムにつき出先で熟睡中。

NEX-5N と E16mm + ウルトラワイドコンバーターにて。
以前は広角単焦点とか猛烈に使いにくそうと思っていたのですが、今ではけっこう楽しんでます。というよりも、E18-55mmがいまひとつ面白みにかけるので、半強制的にこの組み合わせがメインになってます。

そんな中、待ちに待った Sigma 30mm F2.8 EX DN がついに昨日発売。しかしマイクロフォーサーズ用が先行で、Eマウント用は発売日未定という無慈悲な鉄槌に打ちのめされました。一応、マイクロフォーサーズ用のレビューが出始めていますが、AFは静かで速く、画質も開放から上々なようです。
>>Sigma 30mm F2.8レビュー

しかもAmazonでは今のところ17,800円と大変お求めやすい価格。
>>シグマ 30mm F2.8 EX DN マイクロフォーサーズ用

Eマウント用が待ちきれません。

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休日の病院 +NEX-7の感想


わけあって休日の誰もいない総合病院へ。いつもは人でごった返す総合受付周辺を独り占めしてます。片手にベビーカー、片手にカメラ、肩に荷物で、機敏に逃げまわる子を追いながらの必死な写真。
NEX-5N と E16mm + ウルトラワイドコンバーターにて。下にもう一枚。

ところで、タイの洪水で発売延期されていて、ようやく発売されたNEX-7を初めて触ってきました。展示機をいじってみただけなので写真の写りについてはいかほどか分かりませんが、操作面では想像以上の快適さ。斬新な3個のダイヤル(トライダイヤルナビ)は、触れば一発で理解できる直感的な操作です。特にマニュアル露出においては、
→上面左ダイヤルでシャッタースピード、
→上面右ダイヤルで絞り値、
→背面ダイヤルでISO感度と、チャッチャッチャとそれらを設定できます。

普通の一眼レフも慣れればファインダーを覗いたまま全て設定できるのですが、やはりダイヤルが1つか2つなので、それなりの慣れや指で覚える感覚が必要。実際、NEX-7をしばらく触った後に近くにあったα65を手にしてみるとマゴマゴしてしまいました。
これまでのデジタル一眼は昔ながらの操作を引き継いできて、それはそれでよく訓練された人に安心感を与えていると思うのですが、NEX-7はそういう過去の流れを完全に捨て「これはデジタル時代に生まれ変わった次世代の本格カメラなのですなー!」と思わされたのでした。最近次々とクラシカルなミラーレスが登場する中で、非常に前衛的な本格的カメラとして好感触です。

また、NEX-5より一回り大きいボディサイズも現実問題としてこの位が持ちやすいと思える程よい大きさ。左肩の電子ファインダーは最初戸惑うものの、やはりがっつりファインダーを覗くと写真を撮っているというテンションになります。
ただし、毎度のことながら、レンズのラインナップを早くどうにかしてくれれば、と思うのでした。

>>NEX-7ボディの最安検索
>>NEX-7標準レンズキットの最安検索
>>NEX-7 イントロダクション | ソニー

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シグマのEマウントレンズ登場


荷物に埋もれてUターン中。もともと仕事の関係で帰省の荷物は多い方なのですが、子どもと帰省するようになってからはさらに増え、ライトな引っ越し気分です。
NEX-5N と E16mm + ウルトラワイドコンバーターにて。

ところで、待ちに待ったシグマのEマウントレンズが2本発表されました。
・SIGMA 19mm F2.8 EX DN(35mm換算28.5mm)>>プレスリリース
・SIGMA 30mm F2.8 EX DN(35mm換算45mm)>>プレスリリース
30mmはマクロだと思っていたのですが、そういうわけでもないようです。ソニーのE30mm F3.5 Macro買うならシグマ待ちと粘っていたので微妙な気分。また、発売日・価格未定ということで、とりあえず飛びつくこともできません。

ただ、サイズとしてはE30mmより2.6cmほど短いのが好印象。ずんぐりした見た目も好みです。
SONY E30mm F3.5 MACRO (最大径)62mm × (全長)60mm (重さ)138g
SIGMA 30mm F2.8 EX DN (最大径)60.6mm × (全長)38.6mm (重さ)135g

最もほしかったE50mm F1.8 OSSはタイの洪水で発売日未定ですし、もうしばらくEマウントのレンズ不足は続きそうです。

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NEX-5Nへ買い替えとレビュー

NEX-5N
※この記事の写真は5Dmark2 と SIGMA MACRO50mmF2.8にて撮影。

5Dmark2よりも手軽に動画を撮れる一眼カメラ、ということで、悩んだ末にNEX-5に着地してちょうど1年。なるほど便利だなーと思ったり、やっぱダメだわーと思ったり、LUMIX Gシリーズに乗り換えるかーと定期的に葛藤したりしつつ、それなりに使い込んできたところに、NEX-7とNEX-5Nが登場。それぞれの一長一短を吟味しつつ悩んだ末、NEX-5からNEX-5Nへと買い換えました。

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タッチパネルでのオートフォーカス

撮影画面にISO感度が表示されるようになったとか、カスタム設定項目が増えたといった、「ファームウェア更新でやれや」という些細ながらも超絶便利な改良もさる事ながら、大きいのはやはりタッチパネルによるタッチフォーカス。LUMIXのこの機能がどれほど羨ましかったことか。
これが動画撮影時にどんだけ便利かというと、動画撮影時のオートフォーカスはビデオカメラでも基本的に中央にピントが合うため、嫌でも被写体を中心にする日の丸構図になってしまうのですが、タッチフォーカスであれば、被写体が隅になるような構図でもタッチパネル上の被写体をタッチすればそこにピントが合い、かつ追尾フォーカス機能で被写体が動いてもそれなりに自動で追い続けてくれるという夢のごときオートフォーカスなのです。本来、そういう構図で動きまわる被写体にピントを合わせ続けるにはマニュアルフォーカスでの緊張感あふれる職人技を駆使するしかなかったのですが、この新機能ならママでもOK。
しかも実際試して分かったのですが、動画撮影中は、被写体をタッチすると「クイックイックワッ」というコントラストAF特有のピント合わせではなく、マニュアルフォーカスでピントを合わせているような「ジワー」っとしたピントの動きです。遅いといえば遅いのですが、こちらの方が自然で目に優しいピント合わせに思います。

動画撮影の画角

もうひとつ、買い替えの大きな動機となったのが、動画撮影時の画角。旧NEX-5ではなぜか動画撮影時に画角が狭くなる仕様でした。子どもの写真を撮っている時、「よーしパパこのままの構図で動画も撮っちゃうぞー」と録画ボタンを押すと「デカッ!」となるわけで、はっきりは分かりませんが35mm換算1.6倍が1.8倍くらいになっているとどこかで読んだ気がします。グライドカム撮影のために買ったウルトラワイドコンバーターの超広角もそこそこ広角に。この画角問題がNEX-5Nでは解消され、写真と同じ画角で撮ることができます。ずっと気持ち悪いと思っていた、のどのつっかえが取れた気分。
その他、動画に関しては、本物のAVCHD60pや24pといった記録フォーマットの充実が大きいところですが、AVCHDは扱いにくいので、日常使用ではMP4録画にするかもしれません。以上、動画に関するファーストインプレッションでした。

続きに、写真絡みの感想と、5DMark2で撮ったNEX-5Nギャラリー。

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